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ふるさと地鶏の会 彦坂 裕氏さんにお話を伺いました!

大崎市岩出山の森の中にある『ふるさと地鶏の会』 

約600羽の鶏が放し飼いされている養鶏場です。

「自然養鶏」というスタイルで、ストレスなく健康に育った鶏からは、大量生産のたまごとは一味違った美味しい “たまご” ができます。

今回の記事では、ふるさと地鶏の会代表の彦坂祐氏さんに

  • ふるさと地鶏の会のこと
  • 自然養鶏だからできる質の高い商品について
  • 岩出山での養鶏について

といったお話をお聞きしました!

大崎市岩出山で自然養鶏を行っています

自然養鶏スタイルの美味しいたまご『ふるさと地鶏の会』

600羽の鶏たちは「自然養鶏」というスタイルで飼育されています。

これはハウスの中で自由に動き回れる “放し飼い” のスタイルです。

一般的な養鶏というと、1羽1羽ケージに入れられ、効率良くたまごを産むような仕組みが多いです。

しかし、ふるさと地鶏の会ではあくまでも自然の形にこだわっているそうです。

ハウスの中でのびのびと生活できる

― なぜ自然養鶏スタイルを採用しているのですか?

私は2代目なんですが、初代の考えを引き継いでやっています。

たまごを効率良く生産したい!というわけではないので、自然のサイクルで高品質なたまご を産んでもらいます。

鶏たちにはのびのびと生活してもらって、ストレスなく健康的な状態で成長できるようにしています。

ヒヨコ段階から愛情込めて育てる

1日で150~180個 の美味しいたまごを産んでくれるんですよ。

毎月1tは消費するエサも、栄養科が非常に優れている玄米を主食 にした自家配合のエサを使っています。

この玄米も岩出山地域のものですね。

エサの食いや尾っぽの立ち方などを見ながら、鶏たちの体調管理も自分で行っています。

ストレスなく生活することで美味しいたまごが産まれる

彦坂祐氏さんとふるさと地鶏の会

愛知県豊橋市出身の彦坂さん。高校生の頃に家庭の事情で宮城に引っ越してきたそうです。

― どのような形でふるさと地鶏の会はスタートしたのですか?

もともと父が産業廃棄物の事業をしていたのですが、それをやりながら「自然を生かしたものをやりたい」ということで、鶏を飼い始めたのがきっかけです。

最初は趣味程度だったんですが、徐々に数を増やしていって事業化しました。

養鶏用のハウスが連なっている

― 現在はたまごの他にどのような商品がありますか?

今は自慢のたまごと、その卵を使ってつくった「化粧品」と「健康食品」をメインに取り扱っています。

とくに健康食品は『卵黄油』といって、たまごの黄身から抽出したエキスをカプセル化したもので、シニアの女性に人気があります。

1つの卵でたった4粒程度しか取れないのですが、ストレスなく育った鶏のたまごから良質な卵黄油ができあがります!

全国から注文が入る『にんにく卵黄油』

たまごは大崎地域の道の駅で、化粧品・卵黄油は通信販売で購入できるそうです。

レストランなどの飲食店への卸も行っているそうで、もしかすると知らないうちに彦坂さんのたまごを食べているかもしれませんね。

鶏たちとの生活

ふるさと地鶏の会のホームページ・Facebookや彦坂さんのInstagramには、4匹のワンちゃんと鶏との様子が発信されています。

― 1日の流れを教えてください

季節によってちょっと違うんですが、今の時期だと、

朝5時~9時頃
犬の散歩・卵をとる・卵を洗う

日中
通信販売の業務(注文管理や梱包作業など)

15時頃~
犬の散歩・卵をとる・卵を洗う

といった流れで生活しています。スタッフさんたちと一緒に楽しく鶏の世話をしています!

烏骨鶏も飼育している

岩出山での養鶏

もともとここら辺の土地は雑記林で、自分たちで切り開いてつくった土地だそうです。

― 岩出山の環境はいかがでしょうか?

「岩出山だから」という点は特にありませんが、大きな道路から離れた静かな土地で、鶏を放し飼いできています。

こうした環境でなければ、これほどの鶏を飼育することはできないので満足しています

愛情を注がれているためか人懐っこい

― 机に捕らえられた熊の写真がありますが…動物による被害とかも多いのでしょうか?

熊でますね。熊による鶏への被害は今のところありませんが、餌場にあったエサをたくさん食べられました(笑)

イタチ・キツネにはこの20年で1000羽くらいはやられましたね…

番犬を飼ったり、その他にも対策をしてはいるんですが、彼らはとても賢いのでやられてしまうんです…

まわりでも米農家さんや野菜農家さんが相当やられています。

これからの農家は獣対策が非常に重要になってきますね。

野生動物たちから鶏を守る対策が不可欠

まとめ

今回は、岩出山の雑木林を切り開いてつくった土地で、600羽の鶏を放し飼いしている彦坂さんにお話を伺いました。

自然のままのスタイルを大切にした「自然養鶏」で、ストレスなく鶏が成長し、高品質なたまごを産んでくれる。

そのたまごの美味しさは数々のメディアにも取り上げられていて、人気の高さがうかがえます。

各メディアの取材記録がずらり。有名人のサインも!

また、たまごから作られた『卵黄油』は、シニアの方々の健康促進にも役立っています。

鶏のことを第一に考えているからこその恵み だと思いますね。

お客様からのメッセージ

企業情報

ふるさと地鶏の会
企業名 有限会社 ふるさと地鶏の会
住所 〒989-6412
宮城県大崎市岩出山下野目字安沢100-2
電話番号 0229-72-0896
営業時間 8:00~16:00
(休業日:土日祝)
代表者 彦坂祐氏
ホームページ http://www.i-tamago.jp/
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