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CMの大道具スタッフから家具職人へ!麓汕(ロクサン)山本さん

・どんな家具をつくっているの?
・どうして家具職人になったの?
・岩出山での仕事について

山本さん自身で建てた工房にお邪魔して、お話を伺いました!

 麓汕の家具職人・山本さん
麓汕の家具職人・山本さん

オーダーメイド家具の製造工房『麓汕(ロクサン)』

洋楽が流れたオシャレな工房でさまざまな家具を制作している

麓汕の工房は、岩出山の市街地から少し離れた山の中にあります。国道から山の中に入り、道なりに進むと、三角屋根で赤いドアが特徴的な工房が見えてきます。

山本さんは、自給自足とちょっとした家具づくりをしようと、岩出山で自宅にできる物件を探したそうです。

インターネットで空き物件を探していたところ一目惚れして一発で決めました(笑)

インターネットで見て即決なんて、現在だからこそできることですね。

自宅は空き物件をリフォーム、工房は山本さんがイチから建てたそうです。

家具をつくることと、建物をつくることは全く違うはずなのに、プロが建てたような本格的な工房に驚きました。

基礎から手づくりで建てた工房
手づくりとは思えないほどに建物はしっかりとしている

基礎からつくったので丸2年かかったんです!

長い年月をかけて完成した工房は、現在の山本さんのお仕事に欠かせない場となっています。

麓汕のオーダーメイド家具

麓汕では主にカフェなどのお店や公共施設で使う家具を制作することが多いそうです。

取材に伺ったときも、店舗用のレジカウンターの制作中でした。

東北の木材を使用するこだわりが。家具の種類や使用用途・お客様の要望に合わせて材料をセレクト します。

出荷する家具に仕上げのオイルを塗っている

今日は同じ岩出山地域にある企業様のレジカウンターを制作しています

大量生産を目的とした既製品とはちがい、それぞれの店舗に合わせて制作してもらえるのが嬉しいポイントですが、山本さんの気さくで優しい雰囲気も人気のひとつ なのかもしれません。

テレビの大道具スタッフから家具職人へ

山本さんはもともと関東でCMの大道具スタッフをしていたそうです。

きっかけがあり東北へ来たものの、こっちでは大道具の仕事はなかなかありませんでした。

まずは木工会社へ就職して修行、その後独立しました。今では家具制作1本で仕事をしています

前職での経験を活かしつつ、さらにスキルを磨いて独立。

山本さんのつくる家具は、現在では口コミや紹介で評判で、地元以外からのお仕事も数多く請け負っています。

大きな窓から日光が差し込み工房内はあたたかみのある雰囲気

過去の制作実績としては「ケーキ屋の商品台」や「幼稚園の下駄箱」「道の駅のパンフレット台」などがあります

お客さんによっては使いたい木材(「〇〇店の木を使いたい!」などという指定)があることも。そういったご要望にも柔軟に対応しているそうです。

気さくで優しい印象の山本さん。質問にも丁寧に答えてくれる

岩出山で仕事をするということ

関東での生活から大崎地域での生活を選んだ山本さん。

都会的なものがない山の中での生活ではありますが、地域の『人』の魅力 があるそうです。

大崎地域って意外と面白い人が多いんですよ!岩出山で仕事ができて良かったと思います

噂によると元宮大工のフランス人という方もいるだとか・・・

そうした人との繋がりが、山本さんを助けてくれることもある し、逆に自分が誰かの助けになっていることも。

取材中も近所に住む女性が訪ねてきました。手には焼きたてのパンとケーキ。

こうしたご近所さんとの付き合いや繋がりは都会にはない、田舎ならではの素敵な部分ですね。

今年から畑にイノシシが出て大変ですが(笑)

山の中だからこその悩みもあるようでした。しかし、そこも含めて地方で生活する魅力なのかもしれません。

まとめ|麓汕の企業情報

入り口のドアにある “ ロクサン ” の文字

今回は麓汕の山本さんにお話を伺いました。

自身の経験から、修行を積んで家具職人になった山本さん。

岩出山という地域で、都会では出会えない人との繋がりとともに、こだわりある家具をオーダー制作している、その姿はとても輝いて見えました。

家具の質はもちろん、山本さんの人柄に魅了されているお客様もきっと多い はず。

今後ますます人気になることが予想されます。今回はとても素敵なお話をありがとうございました!

こんな家具がほしい!と感じたらお気軽にご相談ください

企業名 麓汕(ロクサン)
住所 〒989-6444
宮城県大崎市岩出山字細峯50-94

電話番号 0229-72-4870
住所 山本 数也
ホームページ https://roxxane.net/

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